症状で診断する病気

病気の診断で重要な症状

病気の症状を的確に伝えるには

病気の診断をする際に、患者さんの訴えを聞くという事は欠かせません。患者さんが上手く症状をまとめて情報を提供してくれると、医師は大変助かります。どのようにすると、上手に医師に症状を伝えることができるでしょうか。まず、血圧などは数値を表などにしてまとめましょう。痛みなどはいつから起きたか、どのような時に痛むのか、じっとしていても痛いのか動かすと痛いのか、どのような痛みなのか、が大切な情報です。皮膚の発疹などは、携帯で良いので写真を撮ると貴重な判断材料になります。服用中の薬やアレルギーの有無、妊娠の可能性の有無などは必ず伝えてください。病気の診断は、医師の技量だけではなく、患者さんがいかに簡潔に正確に情報を伝えるかも重要なことです。

病気の診断は自覚症状に限らない

医師は占い師ではないので、患者さんが診察室に座ったらピタリと病気の診断をするという訳にはいきません。医学生が診断学という勉強をしますが、問診から始まり、身体診察と言って、触診で温度や固さ、腫れ、動きにくさなどを確かめたり、視診で皮膚や目の色を見たり、発疹(ブツブツ)は出ていないかなどを見ます。問診は患者さんが話す自覚症状だけではなく、医師の方からも尋ねます。これを「攻めの診察」と言います。患者さん自身は、気づいておらず言われてはじめてそう言えば、ということも多いからです。また、検査データのみでも病気を見逃すことになるケースが多いです。色々な情報を総合的に見ること、近いものを遠くに遠いものを近くに見ることで、不調の原因が判明することも少なくありません。

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